ケールの青汁が誕生したのは今から70年以上前、岡山県倉敷市であることはあまり知られていません。
倉敷中央病院の名誉院長、遠藤仁郎博士が大阪の女子医専に勤務していた第二次大戦中の昭和18年、
畑に打ち捨てられていた大根の葉を見つけ、あれを食料にしたらと思いついたのが、青汁健康法の始まりです。
理想的な青汁の原料としてケールを採用した遠藤博士は戦後、結核治療に効果を上げるなど、
病院での治療に青汁を取り入れる一方「緑葉色青汁運動」を提唱、
昭和36年に「青汁の効用」(主婦の友社刊)を刊行し、全国に青汁ブームを起こしました。
この遠藤博士の「緑葉色青汁運動」とその実践活動により、倉敷は「青汁発祥の地」と呼ばれるようになったのです。
栄養価が高く「野菜の王様」とも呼ばれる「ケール」は地中海沿岸が原産のアブラナ科の野菜です。豊富な栄養素を持ち、ビタミン、ミネラル、カルシウムや食物繊維など、単一の食材で様々な栄養素がバランス良く豊富に含まれていると言われ、健康や美容に良いとされているβ-カロテンや、ルテイン、ビタミンK、B群、C、Eなどの機能性成分を含んでいます。ケールはキャベツやブロッコリーの原種で、可食部100gあたりのビタミンCはキャベツの約2倍、カルシウムは約5倍、β-カロテンは約59倍も含まれる緑黄色野菜で、青汁の原料にもっとも適したスーパーフードのひとつとして広く知られています。
※スーパーフードの定義と基準(一般社団法人 日本スーパフード協会Webサイトより転載)
《スーパーフードの定義》
栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。 あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
《スーパーフードの基準》
「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおけるもの。
成分名 | 効果 |
ビタミンC | コラーゲンの生成に必要な成分。お肌や骨を丈夫にする働きがあり、免疫力を高める効果も期待されています。みかんの約2.5倍含まれていると言われています。 |
β-カロテン | 体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。眼精疲労など目の予防にも効果的です。にんじんの約2倍含まれていると言われています。 |
(ビタミンA) | |
ビタミンE | 抗酸化作用により、老化を防止する働きがあります。アンチエイジングや美肌効果が期待できます。動脈硬化の原因となる活性酸素を抑える働きもあります。 |
食物繊維 | ケールには食物繊維が豊富に含まれており、キャベツの約2倍と言われています。腸内環境の改善や、コレステロール増加を防ぐ働きがあります。 |
カルシウム | 体を作る骨や歯はカルシウムでできています。ケールには牛乳の約2倍カルシウムが含まれており、歯と骨を丈夫にする効果があります。 |
メラトニン | 快適な睡眠に導くホルモンであるメラトニンが含まれており、体のリズムを整え、不眠症の改善効果が期待されています。 |
ケールに含まれるビタミンや食物繊維などのはたらきによって、お肌や目を健康に保ったり、骨や歯を丈夫にしたりと、さまざまな効果が期待できます。
さらには、血糖値を改善して糖尿病を予防する働きや、コレステロール値の改善によって動脈硬化を予防する働きも報告されています。食生活の乱れから起こりやすい生活習慣病の対策にも役立つのです。ケールは私たちの健康になくてはならない野菜といえるでしょう。
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